片岡空の上の空

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツを見て

かなり前になったが「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」をアマプラでみました。

今はもうないかな?

 

結論からいうとアメリカ人は好きかもしれないけど、個人的には全く刺さりませんでしたね。

 

おそらく強い情熱さえあれば周りに犠牲が出たり、不義理だったとしても「成功すれば正義」みたいな文化が根底にあるように感じましたね。

わざとやっているのかもしれませんが、日本でやったらかなり悪役側になるキャラクター性かと。

この映画では「何を伝えたいの?」感が強かったですね、自分で受け取って考えろパターンなのかもしれませんが。。。。

 

マックがここまで伸びた理由はわかっといえばわかったけれど。。。

という感じですね。

正直残念。

『おいしさの「仕組み」がわかる料理のキホン』を読んで

『おいしさの「仕組み」がわかる料理のキホン』を読んで

 

一昔前、ステイホームステイホーム騒がれている時に、私も例にもれず、家にこもりっぱなしでやんわりと自炊の率が上がっていました。

同じような状況の友人から料理をロジカルに捉えた本があると紹介を受けこの本をポチりました。

 

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%97%E3%81%95%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%BB%95%E7%B5%84%E3%81%BF%E3%80%8D%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E6%96%99%E7%90%86%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%83%9B%E3%83%B3-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A8%8B%E5%8F%A3%E7%9B%B4%E5%93%89-ebook/dp/B07WNPHTKN/ref=sr_1_1

 

特に何も考えずネットに上がってるレシピをなぞるだけの料理から前進して、

加熱するとは具体的に何なのか、「焼く」とは、「煮る」とは、「蒸す」とは、

それぞれの調理法の長所短所、科学的に何が起きているのか、

メイラード反応など、理系にはぴったりな本だと思います。

思わず料理をやりたくなるような本です。

 

なんかサツマイモをフライパンのパターンと魚焼きグリルのパターンで食べ比べとか、

目玉焼きなんかもABテストしたくなるような良い知識が手に入りました。

 

食事を血糖値をあげるだけの作業のように思っていることも多い私ですが、

ちゃんと料理を楽しめる方が人生の幸福度高いですし、500円と安い上に薄くて読み切るのに時間もかからないので、割とおすすめです。

 

 

 

 

 

「ジブラの日本語ラップメソッド」を読んで

以前「声に出して踏みたい韻」を読んだのですが、私の中で一部韻のロジックの中で納得感が獲れない部分があり、それをインターネットで軽く調べたのですがそれでも消化できずにいたので、日本語ラップについてもっと勉強しようと思いこの本をポチりました。

 

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%A9%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89-Zeebra/dp/4866510080/ref=sr_1_5

 

この本の声に出して踏みたい韻との違いとしては、この本のゴールは「自分で日本語ラップをやってみよう」になっていることかと思います。

日本語ラップの基礎的な部分はやはり声に出して踏みたい韻とかぶってしまいますが、

後半はバースのやり方等実践的な部分が多かったです。

この本の中の1/3くらいが既存の日本語ラップの曲の歌詞を解析するページでした、

それを欲しているかどうかは読み手によりますが、私の中で意外だったので。。。

おそらくこれは日本語ラップをやるときは、「めちゃめちゃ既存の日本語ラップの勉強をしろよ」というメッセージを含んでいるような気がします。

アイマスばっかり聞いていて日本語ラップをあまり聞いてこなかった私としては、

ぐぬぬ、、、となる部分です、きっと韻が好きなだけで日本語ラップをやりたいわけではなくても既存の日本語ラップの勉強はやっておくべきなんだろうな。。。

 

これを読んだ上でなんですが、日本語ラップにおいて私の中でまだスッキリしない部分がありまして、

 

詳しい方に「ん」「ー」「っ」の韻をどういうロジックで処理するのか教えていただきたいです。

 

別に仕事にするつもりはサラサラ無いですが、高いお金は払えないけど曲作ったり、

歌詞を書くのリモート授業探してみようかな?

 

 

「Think CIVILITY(シンク シビリティ) 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」を読んで

自分で言うのも何だが、自分は礼儀のある方かない方かと言えばある方だと思っていました。

ただし、私は一部の人に対し下に見てしまったり、忙しくなるとそれを態度に出してしまう部分もあることも同時に自覚しておりました。

どうしてこの本に出会ったかは忘れてしまいましたが、この本のタイトルを見た時に、

「これは買うべきだ」と即買いしたのを覚えています。

 

https://www.amazon.co.jp/Think-CIVILITY-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AF-%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3-%E3%80%8C%E7%A4%BC%E5%84%80%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%95%E3%80%8D%E3%81%93%E3%81%9D%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E7%94%9F%E5%AD%98%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B/dp/4492046496/ref=sr_1_1

 

実はわたしはスタートアップでの経験の多いエンジニアということもあり、4回ほど転職しているのですが、そのうち2回はかなりの割合で、

 

「この人と一緒に仕事したくない」

 

という気持ちがあり転職を行いました。

 

Think CIVILITYの中で礼儀のないことはどれだけ影響を及ぼすのか、前半でしつこく何度もいろんな角度から伝えられます。

これが人間関係が2回ほど転職の原因になった私にはとても深く刺さりました。

 

そして後半では、自分自身が無礼にならないように、無礼になっていないか確認する方法、

自分だけでなく、職場として、社員が皆礼節を持つようにどのような取り組みの事例があるかを教えてくれます。

無礼な人にターゲットにされたらどうすればいいか、などはもっと早く知っていればと本当に悔やまれました・・・。

私の文才が無いのが非常に悔やまれますが、この本はマジで職場の人間関係に不満がある人全員に読んでほしいです。

 

英語をちゃんと勉強して英書で読みたかったほどでです。

 

 

「声に出して踏みたい韻」を読んで。

今はコロナの影響や漢さんの影響で下火になりつつある気がしますが、

少し前まで「ラップブーム」がきていたと思います。

それに影響されたというわけではないのですが、エンジニアとして人工知能の言語処理関係で少し触れたときに、「人工知能を使って韻を踏むことはできないか」と思ったのがきっかけで私もラップ(正確には「韻踏み」)の楽しさにハマりました。

 

日本語については深く勉強しだすと無限に勉強しなくてはいけないことが出てくるのですが、韻についてはそれほど深くなさそうだし勉強してみようかと思い、軽い気持ちで買ってみました。

 

結果はというと、「実は結構めんどくさい」でした。

そう思うポイントとしては3点あり、

 

1.「ん、っ、ー(長音)」の処理

2.英語など外国語の発音を日本語の韻に落とし込む処理

3.韻が同じでも歌い方などにより聞き心地が悪いなど、ロジックではない「なんとなくそう感じる」という感情面がうまれる

 

という理由です。

1,2については正直無理矢理の見込めば飲み込むことはできるのですが、

問題は3番目で全くロジカルではない「聞き心地」という概念が生まれてしまうことです、しかもそれでいて厄介なのはこの「聞き心地」は無視をすることができない重要なファクターということ、ロジカルには落とし込めそうでなかなか落とし込めない。

ということは非常に厄介ですね。

 

ほんの中ではURLがあり、そこにアクセスして聞き流ら読んでほしい、というのが結構なページありましたが、耳はpodキャストに使いたかったため文字だけ読みましたが、

あまり質の高い情報にならなかったので、みなさんが読む場合はちゃんとURLを手打ちして音楽を聞いたほうが良いと思います。

 

また、「ん、っ、ー(長音)」の処理については個人的にもっともっと深堀りしたいと感じました。

韻がどういうもので、ってのはyoutubeとかに軽くありますがそれをもっと深く書かれているので、まず最初にyoutubeとかで韻やラップについて調べて、その上で更に知りたいとなった方向けの本になるかと思います。

 

 

今更「ブラックジャックによろしく」を読んで

今更「ブラックジャックによろしく」を読んで

 

著作権関係でかなり前に話題になっていたのに、実際には1ページも読んでいなかった「ブラックジャックによろしく」今度の7月からの職場が医療に関係することもあり、

「医療現場のことが軽く知れればラッキー」くらいの気持ちで 、読み出しました。

 

読み終わった感想としては「13巻しかないの?続きは?」です。

わかりやすく言うと「ハマりました。」

 

各病院内の科に深い深いストーリーがあり、各所で日本の医療現場が抱える問題を教得てもらえるのは知識の浅い身にとっては非常にありがたいことでした。

今後微力ではありますが、医療現場に対して私の技術で少しでも+の影響を与えられることができれば嬉しいです。

 

もともと医療関係の知識が弱いことはわかっていましたが、あらためて勉強不足を感じさせてもらえることができました。

・「医局」とは

・「医師の派遣」のされ方

・「抗がん剤」「新薬」「病名告知」の話

・「小児科」の現状

・「未熟児」「障害児」について、日本の法律

・なんとなく知っていた「医療現場での裏金」

・「研修医」の現状

・「人材不足・病院数」問題

・「精神病」について

 

読みながら本当にちゃんと現場の声を聞いて、色々調べて作り上げられているのがよくわかりました。

これが著作権フリーで無料で読めるのはすごい。

他の人にも教えたくなりました。

また、今のコロナの現状も含め医療従事者の方々には本当に本当に感謝です。

 

「100億人―私達は何を食べるのか?」を見て

「100億人―私達は何を食べるのか?」を見て

先日アマゾンプライムビデオで良いのがないか探していたら、

「100億人―私達は何を食べるのか?」

というタイトルが視界に入った。

食料難の問題は前々から知識としては知っていたし、その周辺情報も正直他の人とは頭2つ抜けているくらい情報は仕入れている自身がありました。

例えばですが、

インポッシブルフードにはかなり早くから目につけていたし、大学での根細胞の研究をしている人と話したこともあるし、土の中にいる微生物の研究をしている人と話したこともある、実家は農家で交配種についてもそれなりの知識がある。

ただ、自分の手足で食料難問題に対してアプローチを行ったことはなかったし、正直なはなし食料難問題に直面するのは子供か孫のライフタームなので優先順位を低く捉えていました。

そして何より私の中で食料難に対する100点の回答は持っていませんでした。

見る前の私の食料難に対する回答としては、「ラボ肉、昆虫食、交配種、戦争や疫病で人類が減る、人体の細胞をいじり食事量を最小限にする、あたりのどれか、または複数で、どれになっても問題が解決されればそれで良い」という考えでした。

「日本の政治が良くなれば政党も政治家もどこの誰でもいい」という考えに似たイメージでした。

 

映画の内容としてはタイトル通りですが、今後30年〜50年後人類は100億人になるだろうということそしてそれによって食料難が起こること、そして今の食料を作っている人や食料難の対応策を考えている人たちにそうなった場合はどこまで耐えれるのかといった内容をインタビューして回るといった内容でした。

もちろん知っている情報も多かったですが、「牛豚鳥の肉については餌が先に足らなくなる」、「野菜については肥料が先に足らなくなる」、「交配種については、実は一部地域でしか成果が出せていない(地域によって、塩害、日照時間、発生する虫がことなるので結局アメリカで作った交配種はインドじゃ役に立たなかったりする)」

詳しくは見ていただくのが一番だが、映画の中でのアンサーとしては、

「大規模農家でなく小規模農家の商品を買うほうがいい、地産地消に協力しましょう」みたいなのが結論として置かれていた、、、。

教科書的というか面白みの無い着地点ではあるが、否定はできない、ただ私としてはそれはあくまでも理想論であり、現実論は大規模農家のほうが安いし、購入する難易度も低くそれだけではそう簡単には問題は解決できないのではないかと思う。

一体どれだけの人がどれだけの帰還「大規模農家の非売行動」を行えば大規模農家は解散して小規模農家に分け与えられるだろうか?

私の中での映画を見たあとの食料難に対する回答としては、

実際に食料難になる少し前に、食料の値段が一気に2倍3倍に跳ね上がり、餓死をする人や、食料泥棒や暴動が起き、やっと人々が食料難に気づいて行動するという、バカは怪我してから気付く。という未来が濃厚な気がしています。。。