『おいしさの「仕組み」がわかる料理のキホン』を読んで
『おいしさの「仕組み」がわかる料理のキホン』を読んで
一昔前、ステイホームステイホーム騒がれている時に、私も例にもれず、家にこもりっぱなしでやんわりと自炊の率が上がっていました。
同じような状況の友人から料理をロジカルに捉えた本があると紹介を受けこの本をポチりました。
特に何も考えずネットに上がってるレシピをなぞるだけの料理から前進して、
加熱するとは具体的に何なのか、「焼く」とは、「煮る」とは、「蒸す」とは、
それぞれの調理法の長所短所、科学的に何が起きているのか、
メイラード反応など、理系にはぴったりな本だと思います。
思わず料理をやりたくなるような本です。
なんかサツマイモをフライパンのパターンと魚焼きグリルのパターンで食べ比べとか、
目玉焼きなんかもABテストしたくなるような良い知識が手に入りました。
食事を血糖値をあげるだけの作業のように思っていることも多い私ですが、
ちゃんと料理を楽しめる方が人生の幸福度高いですし、500円と安い上に薄くて読み切るのに時間もかからないので、割とおすすめです。